【抜け毛やニオイがスッキリ!】猫の毛がよく取れる空気清浄機の選び方を解説

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猫と暮らしていると抜け毛やニオイに悩まされることはありませんか?

特に長毛種や換毛期の時期は、掃除をしてもすぐに毛が舞い上がり、気づけばカーペットやソファ、衣類まで猫の毛だらけになっていることも・・・。

猫アレルギーがある家族がいる場合、猫のフケやアレルゲンも気になります。

そんなときに役立つのが、猫の毛やニオイを効率よく除去してくれる空気清浄機です。

近年は、微細な毛やフケまでキャッチする高性能フィルターや、猫特有のニオイ成分を分解する脱臭機能を備えた機種も増えています。

しかし「どれを選べば本当に効果があるの?」と迷ってしまう方も多いはず。

この記事では、猫の毛対策に効果的な空気清浄機の選び方のポイントや、おすすめ機種をわかりやすく解説します。

記事を読めば毎日の掃除がラクになり、猫との暮らしがもっと快適になるヒントが見つかります。

猫の毛・ニオイ対策に空気清浄機を使うメリット

猫の毛やニオイ対策に空気清浄機を使うメリットを紹介します。

浮遊毛やフケを除去できる

猫の抜け毛やフケはとても軽く、ちょっとした空気の流れでも部屋中に舞い上がります。

空気清浄機は、目に見えない微細なフケや、舞い上がった毛を効率的にフィルターで捕集し、部屋の空気をきれいに保ってくれます。

特にHEPAフィルターを搭載した機種は、0.3μm(マイクロメートル)という非常に小さな粒子を99.97%以上除去する性能があり、猫アレルギーの原因となるフケやハウスダストをしっかりとキャッチしてくれます。

空気清浄機は空気中のアレルゲンを減らすだけでなく、掃除機でも取りきれなかった細かなホコリの除去にも効果を発揮します。

猫トイレや体臭などのニオイを軽減できる

猫を飼ううえで避けて通れないのが、猫の排泄物や猫自身の体から発する独特なニオイです。

特に猫の排泄物のニオイは強烈で、部屋に充満してしまうことがあります。

空気清浄機は、ニオイの原因となる成分を脱臭フィルターや活性炭フィルターで吸着し、ニオイを軽減する効果があります。

アレルギー症状を緩和できる

猫アレルギーの原因は、猫の毛そのものではなく、毛に付着したフケや唾液、尿に含まれる特定のタンパク質(アレルゲン)です。

これらのアレルゲンは空気中に浮遊しやすく、吸い込むことでくしゃみや鼻水、目のかゆみといったアレルギー症状を引き起こすことがあります。

空気清浄機は、空気中の猫アレルゲンをフィルターで捕集します。

その結果、室内のアレルゲン濃度が下がり、アレルギー症状を和らげる効果が期待できます。

アレルギー体質の方が同居している場合は、空気清浄機は特に有効な対策の一つとなります。

掃除の手間が減る

猫の抜け毛は、床や家具の隙間、衣類などさまざまな場所に付着するため、こまめな掃除が欠かせません。

空気清浄機を稼働させると、空気中を舞う猫の毛を捕集してくれるため、床に落ちる毛の量を減らすことができます。

完全に掃除が不要になるわけではありませんが、掃除の手間と時間を大幅に削減することが可能です。

掃除の手間が減ると、猫と遊ぶ時間も増えますね。

猫の毛がよく取れる空気清浄機の選び方

高性能フィルター(HEPA・静電式)が搭載された機種を選ぶ

猫の抜け毛やフケには、肉眼では見えない微細なものも多く、これらがアレルゲンの原因となります。

こうした微粒子をしっかり捕集するためには、高性能フィルターが必須です。

HEPAフィルター搭載機種は、0.3μm(マイクロメートル)の超微細な粒子を99%以上取り除くことができるため、猫アレルギー対策に効果的です。

一方、静電式フィルターは洗って繰り返し使えるタイプもあるため、フィルター交換のコストを抑えたい方におすすめです。

空気清浄機を選ぶ際には、フィルターの性能だけでなく、集じん性能(CADR値や適用床面積)も必ず確認しましょう。

脱臭機能がある機種を選ぶ

猫を飼っていると、猫トイレのアンモニア臭や、猫の体から出る独特なニオイが気になることがありますよね。

これらのニオイは、ホコリを集めるだけの空気清浄機では取り除けません。

ニオイ対策には、活性炭フィルターや光触媒、イオン放出(プラズマクラスター、ストリーマなど)といった脱臭機能を持つ機種が効果的です。

複数の猫を飼っている場合は、脱臭機能が強化された機種を選ぶと良いでしょう。

集じん性能(CADR値・風量・適用床面積)を確認する

空気清浄機を選ぶ際、高性能フィルターの有無だけでなく、集じん性能をチェックすることも重要です。

集じん性能とは、どれだけ早く、効率的に部屋の空気をきれいにできるかを示す指標です。

製品を選ぶ際には、以下の3つのポイントを確認しましょう。

CADR値(クリーンエア供給率)

 CADR値は、空気清浄機が1分間にどれだけのきれいな空気を供給できるかを示す国際的な指標です。

CADR値の数値が大きいほど集じん性能が高いことを意味します。

アメリカの第三者機関AHAMが定めた基準なので、国内製品には表示がない場合もありますが、海外メーカーの製品を選ぶ際には参考にしてみてください。

風量(m³/分) 

風量は、1分間にどれだけの空気を吸い込んで送り出せるかを表します。

空気清浄機の風量が大きいほど、部屋全体の空気を素早く循環させ、効率的にホコリや毛を吸い込むことができます。

猫の抜け毛が気になる場合は、大風量タイプの機種がおすすめです。

適用床面積(畳数) 

空気清浄機には、その機種が最も効果を発揮できる部屋の広さ(畳数)が記載されています。

10畳の部屋で使うなら、10畳用ではなく、少し余裕を持たせて16畳用など、部屋の広さよりも大きめの適用床面積を持つ機種を選ぶと、よりパワフルに空気をきれいにできます。

お手入れがしやすい機種を選ぶ

空気清浄機は定期的にお手入れすることが大切です。

フィルターや吸気口に猫の毛が絡まると、空気清浄機の性能を発揮できなくなるためです。

プレフィルターが簡単に取り外せる機種や、工具を使わずにフィルター交換ができる機種は、メンテナンスがしやすいため、おすすめです。

静音性とランニングコストも考慮する

猫は音に敏感なので、静音性も考慮して空気清浄機を選ぶことが重要です。

猫を怖がらせないためにも、静音運転モード(20dB前後)がある機種を選びましょう。

また、空気清浄機を24時間つけっぱなしにする場合は、ランニングコストも無視できません。

フィルター交換にかかる費用や消費電力を事前に確認し、長期的に見て経済的な省エネ機種を選びましょう。

空気清浄機の効果を高める使い方

高性能の空気清浄機を選んでも、設置場所や使い方を間違えると効果が半減してしまいます。

 以下のポイントを押さえることで、猫の毛やニオイ除去効果を最大限引き出せます。

猫の活動する場所に設置する

空気清浄機は、猫が一番長く過ごしているリビングや、抜け毛が溜まりやすいカーペットの近くに置くと効果的です。

より効率的に床の毛を吸い込むため、壁から30cm以上離して、周囲に十分なスペースを確保しましょう。

24時間つけっぱなし運転をする

猫の毛やフケは常に空気中を漂っています。

そのため、必要な時だけ空気清浄機を運転するよりも、24時間つけっぱなしにしておく方が高い効果を実感できます。

最近の省エネ機種であれば、電気代は1日あたり10円程度に抑えられます。

もし、古い機種を使用していて電気代が気になる場合は、最新の省エネ機種への買い替えを検討するのも一つの方法です。

フィルターの定期清掃・交換をする

空気清浄機を効果的に使うためには、フィルターの定期的なお手入れが欠かせません。

フィルターに猫の毛やホコリが詰まると、本来の性能が発揮できなくなるからです。

プレフィルターは、週に1回を目安に掃除機でホコリを吸い取ったり、水洗いをしたりして清潔に保ちましょう。

メインフィルターは、メーカーが推奨する交換時期を守ることで、高い集じん力を維持できます。

特にニオイの原因となる脱臭フィルター(活性炭フィルターなど)は、吸着力が落ちやすいため、定期的な天日干しや交換が必要です。

アンモニア臭が取れにくくなったら、交換のサインだと覚えておきましょう。

他の掃除と組み合わせる

空気清浄機は、空気中に舞う毛やホコリを減らすのに効果的ですが、床や家具に付着した毛は取り除けません。

部屋をきれいにするためには、ロボット掃除機や粘着ローラーとの併用がおすすめです。

空気清浄機で空気をきれいにしつつ、床や家具の毛をこまめに取り除くことで、猫との暮らしが快適になります。

まとめ|空気清浄機を取り入れて猫との暮らしをもっと楽しもう!

猫との暮らしは、たくさんの癒しを与えてくれますが、抜け毛やニオイといった悩みもつきものです。そんな時、空気清浄機を上手に活用すれば、日々の掃除がぐっと楽になると同時に、部屋の空気をいつも清潔に保てます。

空気清浄機を選ぶ際は、以下の5つのポイントを意識すると失敗が少なくなります。

  • 高性能フィルター(HEPA・静電式)
  • 脱臭機能(活性炭・光触媒・イオン放出)
  • 吸引力・空気循環設計
  • お手入れのしやすさ
  • 静音性とランニングコスト

また、部屋の広さに合った機種を選ぶことも大切です。あなたのライフスタイルにぴったりの1台を選んで、猫との暮らしをもっと楽しみましょう。

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