我が家は三菱電機のエコキュートを使用しています。
実際にエコキュート(貯湯ユニット)の点検とお手入れをしてみましたので、ご報告します。

あんぱん
三菱電機のエコキュートをご利用中の方に参考になると嬉しいです。
白黒の取扱説明書を見ながらやったのでわかりにくく、時間がかかりました。
しかし、やってみると難しいことはなく、次回からは10分程度で終わる作業でした。
屋外に設置されている貯湯ユニットをチェック

敷地内の屋外に設置されている貯湯ユニットです。
今回点検した貯湯ユニットはこちらです。
メーカー | 三菱電機株式会社 |
品名 | 家庭用自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機貯湯ユニット |
形名 | SRT-WTK374D |
タンク容量 | 370リットル |
注意
配管には手を触れないでください。
排水溝などから出るお湯にも触らないでください。
火傷の原因になります。
点検
逃し弁(年に2~3回程度)
水漏れと動作の点検をします。
わき上げをしていないときに点検してください。
- 逃し弁操作窓を開けます。
- 逃がし弁の白色のレバーを手前に起こし、排水槽から水(お湯)が出ることを確認してください。(水が流れる音が聞こえます。)
- 逃がし弁のレバーを戻し、逃がし弁操作窓を閉めます。
- 排水口から流水音や水(お湯)が出ていないことを確認します。


漏電遮断器の点検(年に2~3回程度)
電源供給中に点検します。
- 操作窓を開けて、「テストボタン」を押します。電源レバーが「ON」→「OFF」になれば正常です。
- 電源レバーを上げて「ON」に戻してください。
- 操作窓をしっかり閉めます。


貯湯タンク(年に2~3回程度)
タンク下部に貯まった汚れを排水します。
まず、貯湯タンクの電源をOFFにしてから行ってください。

タンク下部のカバーを外します。
大きめのマイナスドライバーがあると簡単に開けられます。

カバーを外した様子。水漏れや保温材に破損がないか点検してください。

- 給水配管専用止水栓を閉じます。
- 逃し弁操作窓を開けて、逃し弁のレバーを手前に起こします。
- 排水栓を約1~2分間開きます。(タンク下部に貯まった汚れを排水するためです。排水ホッパーから排水があふれないように排水栓を調整してください。)
- 約1~2分経ったら排水栓を閉じます。
- 給水配管専用止水栓を開きます。(排出した分の水が追加されるので、また数分待ちます。)
- 排水口から勢いよく水が出たら、逃し弁のレバーを戻します。排水が止まればこれで完了です。
点検時に異常があった場合
点検時に異常があった場合は、次の処置を行って据え付け工事店(販売店)に連絡してください。
- 給水配管専用止水栓を閉じる。
- 貯湯ユニットの電源レバーを「OFF」にする。
- 機器が凍結する恐れがある場合には、給湯器の水を抜いてください。
まとめ(お手入れするメリット)
エコキュートは1台数十万円します。
エコキュートの寿命は10~15年ほどといわれておりますが、少しでも長く使用すればお財布にも優しいため、定期的な点検やお手入れをしていきましょう。
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