暑い夜が続くと、寝苦しくて眠れない・・・。
ムシムシした暑い夜。
快適に眠るためには、睡眠環境を整え、体温調節をすることが重要です。エアコンや扇風機を上手に活用し、寝具や寝室の環境を整え、体温を下げる工夫をしましょう。
この記事では、子供と一緒に寝るときの睡眠環境の整え方や体温調節の方法について解説しています。
記事を読めば、親子ともに暑い夜も快適に寝ることができ、翌日を元気に過ごせるようになります。
子供と快適な眠りをサポートする対策5選
ムシムシして暑い夜は、湿気が多くて汗が蒸発しにくくなり、体の熱がこもってしまいます。寝苦しさを感じ、深い睡眠に入ることが難しくなります。子供は体温が高いので、汗だくになってしまいますよね。
睡眠環境の整えて体温調節を行うことで、体がリラックスし、質の高い睡眠を確保できます。
快適な眠りをサポートする対策は以下のとおりです。
- エアコンと扇風機の併用
- 寝具の工夫
- 寝室の環境調整
- 体温を下げる工夫
- 飲食の工夫
エアコンと扇風機を併用する
エアコンの設定温度は27℃前後にします。27℃程度が体に負担をかけず、快適に眠るための適温とされています。低くしすぎると体が冷えすぎてしまい、体調を崩す原因になるので、気をつけましょう。
エアコンの風が直接当たらないように調整することも重要です。風向きを天井に向けると、冷気が部屋全体に均一に広がりやすくなります。
エアコンは一晩中稼働させた方がよく眠れます。エアコンが切れたタイミングで部屋の温度が上がり、暑くて起きてしまうからです。場合によっては、熱中症になってしまうこともあります。
一晩中稼働させると体が冷えてしまうのではないかと心配な方は、最新のエアコンに取り替えるのもおすすめです。
メーカーによって様々な呼び方がありますが、最新のエアコンには「お休みモード」や「快眠モード」が搭載されています。
就寝時は湿度を下げて眠り始めの汗を抑え、睡眠時は冷やしすぎを抑えてくれます。
寝起きには室温を下げて快適に起きられます。
扇風機やサーキュレーターを併用すると、エアコンで冷やされた空気を部屋全体に循環させられます。
直接体に風を当てるのではなく、壁に向けて風を送ることで、柔らかい風が部屋全体に広がり、快適に眠ることができます。
扇風機やサーキュレーターは、子供の手が届かない所に設置し、コードが体に絡まないようにしっかり固定しましょう。スタンド型の扇風機を使う場合は、部屋の隅に置くと安全です。
寝具の素材を工夫する
ムシムシした夏の夜は、通気性が良く、吸湿性に優れたリネンやコットンのシーツや枕カバーを使用しましょう。汗を吸収し、蒸発させやすいため、肌がさらっとした状態を保てます。
冷感シーツや冷感枕カバーを使用すれば、ひんやりとした感触が得られ、快適に眠れます。
頭を冷やしてくれる保冷枕もおすすめです。冷凍庫で冷やしておくだけで朝までヒンヤリ気持ちよく眠れます。1,000円程度でひと夏活躍してくれるので、経済的です。家族みんなで使えますね。
寝室の環境調整
窓を開けて換気を行い、昼間の暑くなってしまった空気を入れ換えましょう。空気の入れ換えが終わったら寝る1時間前くらいからエアコンを入れて、部屋全体を冷やすことが重要です。
遮光カーテンを閉めておくことで、日中の熱を部屋に入らないように防いでくれます。早朝の日差しも遮ってくれるので、朝日がまぶしくて起きてしまうことがなくなります。
朝日が入らなくて起きられない方は、光目覚まし時計を使うのがおすすめです。光目覚まし時計について詳しく知りたい方は、光目覚まし時計のメリットやデメリットとおすすめの3つを厳選!をご覧ください。
日中の暑さを遮断するために、断熱効果のあるシェードやフィルムを窓に貼るのも効果的です。室内の温度が上がりにくくなります。
体温を下げる工夫
寝る前にぬるめのシャワーを浴びると、自然に体温が下がるため、寝つきやすくなります。
通気性が良く、汗を吸収しやすい素材のパジャマを選ぶことも重要です。リネンやコットンなどの天然素材のパジャマがおすすめです。薄着で眠ることで、体温がこもらず、涼しさを感じやすくなります。
手足を冷やすことも、暑い夜に快適に眠るために効果的です。手足を冷やすことで体温を下げやすくなり、寝つきやすくなります。
飲食の工夫
就寝前に冷たい水を飲むと、体内の温度を下げる効果があります。たくさん飲むと夜中にトイレに行く回数が増えるので、適量を心がけましょう。
寝る前に食べるときは、消化に良い軽い食事を心がけてください。辛い食べ物やアルコールは体温を上げるため、食べ過ぎや飲み過ぎに気をつけましょう。
体を冷やすために、寝る前に少量のアイスクリームやシャーベットを食べるのもおすすめです。体温が下がり、涼しく感じることができます。
子供と快適に寝るために注意する点
エアコンの風は、直接体に当たらないように風向きを調整します。風が天井や壁に向かうように設定すると、冷気が部屋全体に均一に広がり、直接風が体に当たることを防げます。
扇風機は、子供がいたずらできない場所に設置し、コードにつまずいたり、引っかかったりしないように気をつけましょう。スタンド型の扇風機を使用する場合は、壁の近くに設置し、転倒しないようにしっかり固定します。
まとめ
ムシムシした暑い夜。子供と一緒に快適に眠るためには、エアコンや扇風機を適切に使用し、体温を下げるための工夫をしましょう。安全面にも配慮することで、家族全員が安心して快適に寝ることができます。
睡眠環境を整えることで、ムシムシした暑い夜でも快適に眠ることができ、翌朝の目覚めがよくなりますよ。
本格的に暑くなる前にエアコンの掃除を忘れずにしておきましょう。